$f \colon X \to \mathbb{A}^1_{\mathbb{C}}$ をハーツホーンに載ってる捩れ3次曲線の族とする.つまり,$\pi^{-1}(t)=X_t$ としたとき,$t \neq 0$ なら $X_t \simeq \mathbb{P}^1$ で,$X_0$ は被約化 $(X_0)_\mathrm{red}$ が結節点つきの平面3次曲線となるものとする.$(X_0)_\mathrm{red}$ の特異点を $p$ とすれば,$X_0$ は $p$ に埋没点を持つ.
$X$の特異点は $p$ のみである.正規化を $\nu \colon Y \to X$ とすれば,$Y$ は $\mathbb{A}^1$ 上の $\mathbb{P}^1$ 束,すなわち $\mathbb{P}^1 \times \mathbb{A}^1$ に同型である.自然な射影を $g \colon Y \to \mathbb{A}^1$ としておく.特に $X$ は非正規だが余次元1で非特異な代数多様体である.
$X_0$ は $X$ の Cartier 因子である.以下の写像を考える:
\[\alpha \colon \mathrm{CaDiv } (X) \to Z_1(X). \]
この写像は常に$X$が余次元1で非特異なら定義できる.
定義より $X_0$ は $(X_0)_\mathrm{red}$ に移る.
しかし $(X_0)_\mathrm{red}$ は $X$ の有効 Cartier 因子ではない.
要するに, $X$ が $S_2$ 条件を満たさないとき,素因子 $D$ が $\alpha$ の像にあるからといって, $D$ は有効 Cartier 因子とは限らない.
Z02aPdsK
2017年1月13日金曜日
2016年10月28日金曜日
ううう
午前から色々やる事あったのに死んでた.少し忙しいと駄目になってしまうのをどうにかしたい…
家で寝て,久しぶりにイヤホンとかCDとかレコードとかいろいろ買った.ネットで.
久しぶりに更新するついでに,恥ずかしい投稿を消した.どうせ誰も見てねえけど…
あと,メキシコで反エモ集団が居るってのでウケた
http://wired.jp/2008/04/02/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%A7%E3%80%8C%E5%8F%8D%E3%82%A8%E3%83%A2%E3%80%8D%EF%BC%9A%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%9B%86%E5%9B%A3%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%8C%E6%8B%A1%E5%A4%A7/
家で寝て,久しぶりにイヤホンとかCDとかレコードとかいろいろ買った.ネットで.
久しぶりに更新するついでに,恥ずかしい投稿を消した.どうせ誰も見てねえけど…
あと,メキシコで反エモ集団が居るってのでウケた
http://wired.jp/2008/04/02/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%A7%E3%80%8C%E5%8F%8D%E3%82%A8%E3%83%A2%E3%80%8D%EF%BC%9A%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%9B%86%E5%9B%A3%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%8C%E6%8B%A1%E5%A4%A7/
2013年9月5日木曜日
ノルム写像
$R=\mathbb{Z}[\sqrt{-1}]$ の可逆元は,ノルム写像
\[N \colon \mathbb{Z}[\sqrt{-1}] \ni a+b\sqrt{-1} \mapsto a^2-b^2 \in \mathbb{Z}\]
をみると,$\alpha \in R^{\times} \iff N(\alpha) = \pm 1$ となり,$\pm 1,\pm \sqrt{-1}$ であるとすぐわかってしまう.
また,例えば $A=\mathbb{C}[x,y]/(x^2-y^5)$ を考えると,ノルム写像
\[N \colon \mathbb{C}[x,y]/(x^2-y^5) \ni f(y)+x \cdot g(y) \mapsto f(y)-x^2 \cdot g(y)=f(y)-y^5 \cdot g(y) \in \mathbb{C}[y]\]
を考えれば,$y$ が既約元であることがわかる
(なぜなら,$\alpha,\beta \in A$ で $y=\alpha\beta$ と書けたとすれば,$y^2=N(\alpha)N(\beta)$ とかけ,後は上をみて明らかに矛盾).
\[N \colon \mathbb{Z}[\sqrt{-1}] \ni a+b\sqrt{-1} \mapsto a^2-b^2 \in \mathbb{Z}\]
をみると,$\alpha \in R^{\times} \iff N(\alpha) = \pm 1$ となり,$\pm 1,\pm \sqrt{-1}$ であるとすぐわかってしまう.
また,例えば $A=\mathbb{C}[x,y]/(x^2-y^5)$ を考えると,ノルム写像
\[N \colon \mathbb{C}[x,y]/(x^2-y^5) \ni f(y)+x \cdot g(y) \mapsto f(y)-x^2 \cdot g(y)=f(y)-y^5 \cdot g(y) \in \mathbb{C}[y]\]
を考えれば,$y$ が既約元であることがわかる
(なぜなら,$\alpha,\beta \in A$ で $y=\alpha\beta$ と書けたとすれば,$y^2=N(\alpha)N(\beta)$ とかけ,後は上をみて明らかに矛盾).
2013年7月28日日曜日
最近の状況
院試の勉強をしているのだが,わからない問題があって楽しくないので,複素解析の復習がてらForsterのLectures on Riemann Surfacesを読んでる.すげー楽しい.
今まで曲線に沿った解析接続が良くわかってないというか,もやがかかった感じだったのだが,曲線の層空間へのリフトに他ならないという事がわかってすげーすっきりした.先にそう言ってくれ.
今まで曲線に沿った解析接続が良くわかってないというか,もやがかかった感じだったのだが,曲線の層空間へのリフトに他ならないという事がわかってすげーすっきりした.先にそう言ってくれ.
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